プロジェクト企画 特別講演会 2011.1.11

”原発事故と私たちの環境・健康”〜チェルノブイリ・福島から考える〜
 くしくも東北大震災から10ケ月になるこの日、愛知教育大学エコキャンパスづくりプロジェクトの第一回特別講演として、獨協医科大学 国際疫学研究室 福島分室長である木村真三先生による講演「”原発事故と私たちの環境・健康” 〜チェルノブイリ・福島から考える〜」が開催されました。
 強風吹きすさぶ寒さの中お招きした木村先生は、貴重な体験をもとにされた本来ならば大変難しい内容を、気さくにわかりやすく、またリズミカルに講演(講義)してくださいました。
 開催にあたり久永特別教授の挨拶の中で「教育者になるあなた達が知識を得ることによって、それは将来、何十倍、何百倍にも広げられていくことにより、大変大きなこととなるでしょう」と述べられました。

 福島の原発事故直後にいち早く現場調査に走り出した先生のリアルなお話にはとてつもない迫力があり、学校給食 放射性セシウムの許容濃度40Bg/kgを設定されたいきさつなど、私たちの身近な生活に関係する内容でお話しされる講義は、会場をどんどん引き付けていきました。

 先生が、事故後25年経過したチェルノブイリを例にあげ、現在のウクライナの状況などをお話しされると、福島の事故の大きさやこれから及ぶであろう影響の長さに、会場を包む何とも言えない重苦しい空気を感じた方も多かったのではないかと思います。

 当然質問の時間には、学生や職員から、日頃、生活で感じている放射能に関係する沢山の質問(不安)が出ましたが、ひとつ一つ丁寧に、あいまいさのない説明をされる姿勢は、会場から大きな信頼を生みました。

 

  
 身近な疑問から、花粉症と放射能の関係が質問される場面もありました。
その他、学生や職員から多数の質問がでました。

  熱心にアンケートに記入する学生。


      アンケート結果


 講演中は、資料にメモをとる姿も多く見られました。


 真剣な眼差しでスクリーンを見つめる職員も印象的でした。